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東日本大震災活動レポート

医療救護活動

ユニットハウス型赤十字救護所が大活躍

11/04/26







 岩手県釜石市鈴子広場にある日本赤十字社の救護所は、当初はエアーテントや組み立て式テントを使用していましたが、強風や寒さ等によって、円滑な診療活動ができず、診療活動に苦慮していました。

 そこで登場したのが、ユニットハウス型赤十字救護所。
 コマツハウス株式会社東北支店(仙台市)の善意で、6ヶ月間無償提供されたものです。

 4月26日(火)からこのユニットハウス型赤十字救護所は、本格的な診療活動を開始しました。
 診療にあたった藤井ひかり医師(27歳)は、「長期にわたる避難生活で、皆さんは大変疲れている。プライバシーが確保され、ゆっくり話を聞くことで、少しでもサポートできれば。」と感想を話します。

 薬の処方相談のため受診した釜石市の70歳の男性は、「以前から比べると格段に快適になりました。安心して受診できます。」と語ります。

 救護する側のリラックスルームや、救護資機材倉庫なども備えた救護所は、当面5月末日まで、絶え間なく運営され、被災された皆さんの「健康」を支え続けます。