被災された方々の生活支援や避難所でのさまざまなニーズに対応するため、全国から赤十字奉仕団や防災ボランティアをはじめとする赤十字ボランティア延べ12万人以上が活動しています。
(1)活動内容
被災地では、炊き出し、食事の配膳、給水作業の手伝い、無線による情報収集、救援物資倉庫の管理、被災家屋の片付けなどの活動を行っています。
全国では、街頭での義援金募集、救援物資の仕分け・積込み作業、防災ボランティア派遣調整などの活動を行っています。
(2)赤十字防災ボランティアセンター
被災地で活動するボランティアの拠点とするため、日赤本社と被災地の日赤支部内にボランティアセンターを設置。各地のボランティアセンターでは、一般のボランティアを受け入れるための準備なども行っています。
平成23年3月18日には、東京と被災地のボランティアセンターを結ぶシャトル便を運行させ、公共交通機関が復旧する6月26日までボランティアの足となりました。
なお、本社を経由した赤十字ボランティアの派遣は、平成23年9月13日をもって終了しましたが、現在でも多数の赤十字ボランティアが被災地で活動を行っています。