監査体制
監事及び各支部の監査委員による監査
監事は日本赤十字社の役員として、業務を監査し、各支部の監査委員は当該支部の区域における日本赤十字社の業務の管理及び執行並びにその会計を監査します。
監事は、毎事業年度終了後に社長等から事業実施状況の報告を受け、質疑等によって必要な確認を行うことにより、日本赤十字社の決算書及び業務報告書等を監査します。
監査委員は、毎事業年度終了後に当該支部の事業実施状況の事務局長及び施設長等から報告を受け、会員及び協力会員、赤十字奉仕団、献血者その他の協力者等の赤十字への期待に支部が応えているかについて確認を行うとともに、当該支部の歳入歳出決算報告書を監査します。
監査法人による監査
社会が求める説明責任や透明性の水準の高まりにあわせ、説明責任を適切に果たすことを目的に日本赤十字社は、監査法人による会計監査(外部監査)を導入しています。
外部監査を実施する監査法人は、日本赤十字社の財務諸表に重大な虚偽表示が無いかどうかを監査し、意見を表明します。
内部監査部門による監査
日本赤十字社の内部監査部門では、①業務が法令・社内規則に基づいて適正に行われているか、②日本赤十字社のリスクに対する内部統制が十分に整備されて適正に機能しているか、に着目して本社、支部、施設に対する内部監査を実施しています。