包帯

保護ガーゼ(きずの覆い)

包帯をする前に、きずには、適当な大きさと厚みのある保護ガーゼを当てます。

保護ガーゼは、圧迫による出血防止(止血)、血液や分泌物の吸収、きずの清潔保持(感染防止)、きずの安静による苦痛の軽減に効果があります。

包帯

包帯は、きずに当てた保護ガーゼの支持固定、副子の固定、手や腕を吊るために用います。また、強く巻くことにより出血を止めることもできます。

巻軸帯、弾性包帯、救急絆創膏、三角巾、ネット包帯など、いろいろ市販されていますが、目的にかなったものであれば何を用いてもかまいません。

例えば、顔面、頭部、あるいは曲げ伸ばしする関節部に保護ガーゼを固定するには、弾性包帯のほか、ストッキングを切ったものなども便利です。

三角巾

三角巾は、きずの大きさに応じて使用でき、広範囲のきずや関節を包帯したり、手や腕を吊るのに適しています。三角巾の使用法を知っていると、ふろしき、スカーフ、シーツなどを応用することができます。

三角巾の使用例

1. 耳(頬またはあご)

三角巾を適当な幅にたたみ、中央部を患部の保護ガーゼの上に当て、一方の端はあごの方へ、他方の端は頭頂部へもっていきます。

反対側の耳のやや上で交差させ、一方の端を額の方へ、他方の端を後頭部へ回し患部を避けて結びます。

2. 膝

三角巾を膝を十分に覆うくらいの幅にたたみ、患部に当てた保護ガーゼの上を覆い、膝の後ろに回して交差させます。

一方の端で当てた三角巾の膝の下方を回して押さえ、他方の端で当てた三角巾の上方を回して押さえ、膝の上方外側で結びます。

3. 腕の吊り方

吊ろうとする腕の肘側に頂点を置き、健側の肩に底辺の一端をかけ、もう一方の端を、患側の肩に向かって折り上げ、他方の端と結びます。

頂点を止め結びにするか、折り曲げて安全ピンで止めます。