赤十字ボランティア情報誌「RCV No.66」発行!"炊き出しを考える"

赤十字ボランティア情報誌「RCV No.66」を7月5日に発行しました。本情報誌は、奉仕団の活動紹介のみならず、活動するうえで役立つ情報や活動メニューを提示することで、今後のボランティア活動に資するものとなるよう、定期的に発行しています。
取材や記事の編集、レイアウトの監修などは、明治学院大学のボランティアサークル"明学レッドクロス"に所属する佐藤菜未さん、菊池絢菜さんが行いました。

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炊き出しを特集した今号

今号のRCVのテーマは「炊き出しを考える」。東日本大震災で被害の大きかった東北地方における奉仕団の炊き出し活動や、香川県内の奉仕団が企画し、創り上げた「赤十字炊き出しコンテスト」、5月のゴールデンウィークに大阪で開催された「'17食博覧会・大阪」における岩手県遠野市赤十字奉仕団の活動を取り上げました。編集委員の佐藤さんは、「取材で、岩手県遠野市赤十字奉仕団の方から『震災は続いている』とお聞きし、被害の甚大さを改めて考えさせられました。震災に関する記事・報道等は減少傾向にあります。RCVを手に取っていただいた方々にとって震災を想う契機となると幸いです。」と話しました。

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親子で岩手県の郷土料理「ひっつみ」を試食

菊池さんは「東日本大震災直後からたくさんのボランティアの方が炊き出し活動をしていたことを知りました。人々の結びつきの強さを改めて感じることができ、このような記事の編集に携われたことを嬉しく思います。次号のRCV編集も楽しみです。」と語ってくれました。

次号もボランティアによる編集でRCVをお届けする予定です。ぜひご覧ください!

<<<RCV No66.pdf