コロナ下の日赤ユースの活動を世界のボランティアへ伝える ~国際ボランティアデー ライブイベントに登壇しました~

12月5日の国際ボランティアデーに合わせ、国際赤十字・赤新月社連盟は12月4日に24時間ライブイベントを開催しました。これは時差を利用してリレー形式で世界中の赤十字ボランティアが登壇し、新型コロナウイルス感染拡大下での活動について語るものです。

ライブイベント

ライブイベントは、複数のSNSで一斉生配信されました。

日本からは、石川県青年赤十字奉仕団の中野千秋さんが登壇しました。

石川県青年赤十字奉仕団は、普段は行事での救護活動などの活動を行っています。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け対面の活動が出来なくなったとき、「私たちに何かできないか」と団員で考え、オンラインでの正しい情報の発信や感染防止の啓発活動を始めました。

投稿

「自分たちにできること」をテーマに、自粛期間中の楽しい過ごし方やオンラインを用いた活動の紹介、献血の呼びかけ等について、約1か月間リレー形式で投稿しました。

石川県の青年赤十字奉仕団がこれまでに行った活動は、「自分たちにできること」をテーマにしたSNSリレー投稿、感染防止の呼びかけをあいうえお作文にのせて発信、感染症専門家へのインタビュー動画の発信、新型コロナウイルスに関する研修会のオンライン開催など多岐にわたります。

それらの活動について、海外の視聴者にも伝わるよう日本語に英語を織り交ぜ、写真や動画も見せながら伝えました。姉妹社の赤十字ボランティアからも、中野さんへのエールのコメントが送られました。

カメラの前で発表する中野さん

日本赤十字社石川県支部から、Webカメラを通して世界のボランティアにお話する中野さん。

最後には、中野さんから世界の赤十字ボランティアの仲間に向け、「対面で活動できなくなった現在、私たちに出来ることは、正しい情報を伝えること、感染防止の啓発活動をすること。私たちはコロナに感染された方を直接救うことは出来ませんが、ボランティア活動を通して、貢献していきたいです。皆さんもぜひ一緒に頑張りましょう!」と呼びかけました。

アーカイブ動画は国際赤十字・赤新月社連盟のフェイスブックからもご覧いただけます。ぜひご覧ください。(中野さんの発表は3時間44分35分頃からです)

<関連リンク>

石川県青年赤十字奉仕団について

https://www.ishikawa.jrc.or.jp/volunteer/activities-in-youth

新型コロナウイルス・ワクチンについて専門家にインタビュー!

https://www.jrc.or.jp/chapter/ishikawa/about/topics/2020/0925_014009.html

#みんなで乗り越える~赤十字ボランティアの活動5~

https://www.jrc.or.jp/activity/volunteer/news/200625_006246.html

※「自分たちにできること」をテーマにしたSNSリレー投稿、感染防止の呼びかけをあいうえお作文にのせた発信について取り上げています

全国の青年赤十字奉仕団の活動事例(あゆみ)

https://www.jrc.or.jp/volunteer/activity

石川県青年赤十字奉仕団 Twitter:@IshikawaRcy、Facebook:@IshikawaRcy

北陸大学学生赤十字奉仕団 MY START Instagram:@hu_mystart