50年の歴史上初のWEB国際交流集会~ 日本と17の姉妹社から500名以上が参加~ The International Youth Exchange Programme 2020 on the WEB

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オンライン上での集合写真

日本赤十字社(本社:港区、以下、日赤)の青少年赤十字事業では、国際理解・親善を深める事業として、日本の青少年赤十字高校生メンバーとアジア・大洋州姉妹社のユースが参加する国際交流を実施しています。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大を受け史上初めてWEBを活用し11月15日(日)に開催しました。

プログラムでは、各都道府県や各国の文化紹介、青少年赤十字の活動の紹介、赤十字○×クイズや、ガイド「3つの顔」教材をもとに、新型コロナウイルス感染症にどのように向き合うか、またそれに付随する偏見や差別をなくすためにはどうしたらよいか等の意見交換を行い今後の活動を考えました。

世界のコロナ禍の現状

世界を取り巻くコロナの現状について、情報共有を行い、日本と海外の共通点と違いも明らかになりました。
≪共通点≫
・オンライン授業が行われていたが、最近は生徒を半分に分けて登校(韓国)
・学校での昼食の時間が無く帰宅。学校行事もキャンセル。(インドネシア)
・地域では、感染に関する「うわさ話」が聞かれるようになった。(日本)
・学校では「密」にならない生活に神経を使っている。(日本)

≪相違点≫
・内戦が続き、政情が不安定。財政不足等によりコロナ対応がとても難しい(ミャンマー)
・マスク着用を義務付けている(インド)
・マスク着用は警察が見守っている(東ティモール)

偏見のない世界を作るには~今私たちができること

参加者はコロナの現状を踏まえ、今できる活動を考えました。
 - 感染や健康状態に不安を感じている人に、寄り添うこころを持つ。
 - 誰にでも感染する可能性があることを知ることにより、差別を無くす。
 - SNSの間違った情報をうのみにし左右されない。
 - SNSを通じて、正しい情報を得て、ポジティブな情報を伝えていく。

参加したメンバーからのコメント

参加したJRCメンバーからは
・コロナの偏見について、お母さんと何日も議論し、当日に臨んだ。
・日本国内の交流にとどまることなく、赤十字のネットワークを通じて世界の視点をもてるのがこの国際交流。参加してよかった。
・他国の人や他県の人との交流を深めたと共にコロナウイルスについて考えることが出来た。
・オンラインでも世界の人々と一緒に楽しむことができた。短い時間でプレゼンを準備し、英語で伝えるのはとてもいい経験になった。
・海外の方と意見を交換できる機会は滅多にないので、議論した内容を今後の学校生活に活かしていきたい。
・コロナによる偏見についてこんなにも考えたことがなかったけれど、本当は世界中の誰もが考えるべき問題だし、向き合っていかなければいけないものだと感じた。今後、自分含め周りの人達と考えるきっかけを作っていきたいと思う。
などの声が寄せられました。

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参加した先生からのコメント

指導スタッフの先生からは

・日本の高校生がもっている鋭い感性を触発して、強く大きな赤十字ムーブメントになるのは確実。

・最近、生徒たちから『コロナ禍でも何かしよう』という気持ちが出てきていたので、今回の研修に参加した生徒たちが更に勢いをつけてくれることを期待しています。

・多くのメンバーが参加できて、とても良かった。コロナという全てのメンバー共通のテーマで、お互い考えを深められたと思う。また、司会の方のマネージメント力、英語力等、たくさんの刺激を生徒は浴びたと思う。私自身、指導者という仕事を忘れ、楽しんだ。

・コロナは世界共通のテーマです。最後はインターナショナルで共通認識と情報交換しよう、という提案も出ていて、若者の協力のエネルギーを感じました。

との感想が届きました。

また、本社直轄の奉仕団である赤十字語学奉仕団に多大な協力を頂きました。
当日は司会やグループディスカッションの通訳も担当くださいました。

オンライン開催で9割が満足

今回はオンラインであるため、いつもより多くの方々が国際交流に参加できました。
事後アンケートでは、満足度も9割を超えました。
・日本のJRCメンバーの97% 「またオンラインの国際交流に参加したい」
・海外のJRCメンバーの91% 「またオンラインのイベントに参加したい」
・支部の94%が「今後WEBで行うJRCの事業にJRCメンバーを参加させたい」

今後の青少年赤十字のオンライン活動のゆくえ

日本は、「集団生活」を送る必要性が大きい社会ですが、コロナ禍により集団生活が難しくなっています。

そのため、『そこに同席していなくても』1つの集団であるという感覚をリモートで感じる能力を養っていく必要があります。今後は、オンラインだからこそできることを模索いたします

今後も、日本の青少年赤十字メンバーが赤十字の世界性を感じ、国際理解・親善を深めることを通じて 赤十字運動の将来の担い手を育成していきます。

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