水の事故(レジャー・水遊び)
水遊びや魚取り
遊びの面白さが増すほど、特に子どもは周囲の危険な状況が目に入らなくなるものです。水遊びや魚取りは、危険を伴うことを理解しておかなければなりません。
- 沼や底の滑りやすい川では遊んではいけない
- 池や川岸の草の生い茂っているところには近寄ってはいけない
- 丸太やいかだなどの上では遊んではいけない
- 増水し流れが速くなっている川では遊んではいけない
- 上流も含め雨が降っているときや雨が降ると予想されるときは、川に近寄ってはいけない
レジャーや水泳などのスポーツ
ボート、ヨット、サーフィン、SUP(スタンドアップパドルボード)やダイビングなど、水のレジャーやスポーツによる事故も後を絶ちません。水を活用したレジャーやスポーツを行う人は、身を守る泳ぎの技術と自然を観察する力や他人を助ける技術をぜひ身に付けておきたいものです。
- 心身ともにベストコンディションで行う
- 事前に気象・海象情報を把握する
- 場合によっては計画を変更・中止する
- 計画・行先を伝えておく
- 単独行動は避ける
- 連絡手段を確保する
- 飲酒はしない
- ライフジャケット(救命胴衣)・ウエットスーツを着用する
ボートや小船の安全
- 乗船定員を守る
- ライフジャケット(救命胴衣)をつける
- 危険な場所で乗り降りしない
- 席は原則として替わらない
- 波や流れを見て操船する
- 他の船や遊泳者、ダイバーに気をつける
釣りの安全
- 必ずライフジャケット(救命胴衣)をつける
- 磯釣りは高波と足場に注意する
- 小船での釣りは、確実にアンカーで固定してから行う。
- 河川や渓流での釣りは、滑りやすいので足元に注意する。また、雨やダムの放流による増水にも注意する
- 磯や中洲での釣りは、行き帰りの水深(潮の干潮・降雨やダムなどの放流による水位の上昇など)、水勢の変化に注意する
- 気象や水面などの変化をはじめ、現場の状況に気を配り、早めに対処する
- 水中への転落や流れに足をすくわれた場合を想定し、対処法をイメージしておく
サーフィンやウィンドサーフィンの安全
- 遊泳区域では行わない
- 波や風の程度と自分の実力をよく考えて行う
- 常に前方に注意し、危険を回避する
- 気象の変化には早めに対応する