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東日本大震災活動レポート

教育支援

  • 子どもの健やかな成長のために

    子どもたちの笑顔は、まわりの大人たちも元気にしてくれます。教育現場を支援するとともに、友だちと遊んだり、将来を見据えて視野を広げる機会を提供しました。


    1. 屋内遊び場「赤十字すまいるパーク」を開催 (86,764人)
    原発事故の影響で外遊びが制限されている福島県内の子どもたちのために、巨大なエア遊具やボールプール、エアトラックなどの遊具をそろえ、思い切り体を動かす機会を提供しました。(写真左)

    2. こども園などの建設 (8施設 定員440人)
    町民全員が避難した福島県楢葉町で240人の園児が通っていた幼稚園の仮設園舎を、いわき市に建設。「楢葉町立あおぞらこども園」として再開されたのを機に、分散していた町民が少しずつ集まってきました。お母さんは「早く同じ年齢の子と一緒に遊ばせてあげたかった。元気に通ってくれてよかったです」と話しています。

    3. 仮設体育館の建設 (3校 児童・生徒1,088人)
    福島県飯舘村の小学校3校合同仮設校舎(川俣町)に、仮設体育館を建てました。子どもたちだけでなく、村のスポーツ大会などでも活用されています。(写真中)

    4. サマーキャンプ i n 北海道 (20回 5,788人)
    夏休みを利用して、被災地で生活する児童・生徒を北海道のルスツリゾート(留寿都村)に招き、3泊4日のキャンプを開催(2012年と2013年に実施)。新しい友だちとの交流、乗馬や農作物収穫体験など、子どもたちの心身の成長を願う小・中学校の教諭と臨床心理士らがつくったプログラムで実施しました。(写真右)

    5. 保健室や体育館、給食センターで使う備品を整備   (保健室:160校、体育館:899点、給食:8,933点)
    学校の保健室に体重計などの備品を整備。体育館にはボールなどの運動用具、そして学校給食をつくるために使う大型冷蔵庫や調理器具などを寄贈しました。

    6. スクールバスの寄贈 (13校 18台)
    学校から遠く離れた仮設住宅で生活している子どもたちは、遠距離通学や転校を余儀なくされていました。そこで、子どもたちの通学の足を確保するために、スクールバスの運行を支援しています。

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